日本人の給料が低くて国際的に見て競争力を失っているという記事を見ましたが、これについて少し物申したいなと思う。
日本はデフレの影響で1990年代後半から現在まで平均年収が下がり続けてきたせいで国民の生活が厳しくなり、さらに消費税を含めた税金などのアップで日本が貧しくなってきた。経営者と消費者が安く良いサービスを求めたすぎたせいで労働者を苦しめたのが大きい。このような原因が起きると日本の給料が上がらず、安い賃金のままで働けば働くほど経営者が得するだろう。
私は求職活動を何年か探し続けてきた経験がありますが、10年前と今を比べると全く変わらなくて手取りにすると多分今の方が少ない(税金が大きい)んじゃないかなと思う。
これからはどんだけ働いても給料が上がることはないので、私は以前から『労働の価値』は下がる続ける可能性が高いと指摘しており、あの有名な名言の『働いたら負け』という言葉を生み出してしまった背景の裏には日本の労働が本当にクソだなと分かる。
日本人の給料が上がるには、まず忍耐=美徳という考え方を捨てて、労働者の権利を得るところから始めるしかない。
【管理人のコメント】
Twitterでたまたま#日本人の給料というタグを見つけて、日本の給料の低さに指摘している人が多かったな。ちなみに私は賃金を上げようとしないでやりがい搾取とか薄っぺらい言葉で誤魔化す会社が嫌いです。

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- 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会
- 発売日: 2017/04/14
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